〜理科の成績を上げたい人のページ〜
偏差値を20上げたい人へ
半年間で理科の偏差値を20上げることは、決して不可能ではありません。
しかし、塾に行って、ほかの子と同じ勉強をしているだけでは成績は変わらないでしょう。
成績を伸ばしたければ、以下のことを必ず守ってほしいと思います。
この五つが成績向上のための必須条件なのですから。
1、「原理」をあいまいなままにしない
理科は「原理」を理解し、筋道を立てて考えて、解答するものです。
いくら思考力があっても、原理の理解があいまいなままだと正解できません。
「陸よりも海のほうが温度が下がりにくいので、夜は海の方が温度が高くなり、温度が高いと膨張して空気が軽くなるので、海の空気が上昇するた めに、夜には陸から海側に風が吹く」
といったように、原理を論理的につなげる作業が必要なのです。
2、難問に手を出さない
受験では満点をとる必要はありません。
できる問題を確実に得点すればいいのです。
日頃の学習では、自分のレベルに合った問題をやるように心がけましょう。
成績が伸び悩んだら、基礎に戻ってみてください。
細かすぎる知識は無視してもいいです。
その代わり、重要な知識を完璧に覚えてください。
3、とにかく復習を徹底する
勉強で何より大切なのは、復習です。
理科の場合、復習しないとせっかく塾で理解したことをすぐに忘れてしまいます。
お子さんが理解していない原理は、何が何でも理解させしましょう。
そして、暗記すべきことは何度も反復して覚えることです。
もちろん、すべてを完璧に覚える必要はありません。
重要な知識を完璧に、です。
4、間違った原因をはっきりさせる
誰でも、1度は必ず失敗をします。
なぜ間違えたのかを、自分の言葉にしてみてください。
それと同じ間違いをしないように心がけてください。
間違える可能性はゼロにはなりませんが、限りなくゼロに近づけることはできます。
理科の間違いの原因は、原理を誤解しているか、暗記不足がほとんどです。
5、理科を好きになること
「好きこそ物の上手なれ」という言葉があります。
子供の頃、私は理科が苦手で、あまり好きではありませんでした。
しかし、成績が上がり始めてから、理科が大好きになりました。
実は、私は星座を覚えてから、天体観測が趣味になったのです!
勉強が趣味になってしまえば、いやでも成績は上がっていくものです。